映画音楽について話す作曲家や監督ら=徳島市のあわぎんホール

 国内外の多彩な短編映画を集めた「徳島国際短編映画祭2017」は5日、徳島市のあわぎんホールで3日間の日程を終えて閉幕した。最終日は約2千人が訪れ、製作の舞台裏を知ることができるトークショーなどを楽しんだ。

 トークショーは映画音楽をテーマに行われハリウッド作品を手掛ける作曲家川井憲次さんら4人が「音楽も全てパソコンで作れる時代だからこそ、人間が紡ぎ出す生の音の面白さや感性を大事にしている」などと語った。

 映画祭の最後には美馬市でロケをした双子の姉妹の物語「ふたごとうだつ-徳島の妹」が上映された。鳴門市大麻町姫田の音楽講師姫田達也さん(52)は「音楽や作品の構成を通してクリエイターの感性を意識できた」と話した。

 総合ディレクターを務める菱川勢一さんは来年のテーマを「映画のデザイン」にすると発表し、映画の出演者の衣装などに着目した映画祭にする考えを示した。

 映画祭は期間中、62作品が上映され、約6500人が訪れた。