住民らに祝福され「坂本おひな街道」を歩く鈴江さん夫妻=勝浦町坂本

 勝浦町坂本地区の古い町並みをひな人形で飾った「坂本おひな街道」で5日、結婚式があり、徳島市昭和町8の映像ディレクター鈴江純矢さん(27)、会社員愛理さん(27)夫妻の門出を住民ら約300人が祝った。

 2人は同町坂本の坂本八幡神社で式を挙げた後、神社近くのおひな街道へ。地元の三味線グループ・勝浦藤本社中の先導で約200メートルを歩いた。

 友人らによるバンド演奏や、くす玉を割る演出もあった。沿道には、アマチュアカメラマンらも詰め掛け、笑顔の2人をカメラに収めていた。

 2人は2年前、共通の友人が坂本おひな街道で挙げた結婚式に出席したのが縁で交際を始め、昨年9月に入籍した。「大勢の人に祝福され、普段よりおひな街道がきれいに見えた。思い出の場所で結婚できてうれしい」とはにかんだ。

 坂本おひな街道では、若者に昔ながらの結婚式を挙げてもらい、町ににぎわいを取り戻そうと、「ひな婚」の愛称で2013年から毎年1組の結婚式を行っている。