徳島など瀬戸内海沿岸7県を拠点に活動するアイドルグループ「STU48」の張織慧(ちょうおりえ)さん(16)が13日、広島市で行われた「瀬戸内7県ツアー 陸上公演2018」でグループからの卒業を発表した。学業に専念することを理由としており、最終活動日は4月15日となる。

徳島新聞の2017年阿波踊り特集の撮影でポーズをとる張さん=広島市

張さんは同日、グループ公式サイトでコメントを発表した。卒業の理由について「STU48で1年間過ごさせてもらって、自分の本当にやりたいことが見えてきました。私はもっと色んな人いろんな世界の人と交流をしたいと思い、学業への道を選ばせてもらいました」としている。

張さんは岡山県出身で、両親が中国人。昨年3月の最終オーディションで選ばれた1期生31人の1人で、「おちょちゃん」の愛称で親しまれている。徳島出身の三島遥香さん(19)と親交が深いことでも知られている。

グループ初のオリジナル曲「瀬戸内の声」では歌唱を担当する選抜メンバー16人に選ばれており、1月31日発売のメジャーデビューシングル「暗闇」ではカップリング曲「非全力」を三島さんらと共に担当していた。昨年の徳島新聞阿波踊り特集にも登場していた。

張さんの突然の卒業発表にメンバーにも動揺が広がっている。

テレビ出演のため公演に参加していなかったセンター瀧野由美子さん(20)は、番組終了後にインターネット配信サービス「SHOWROOM」に出演して心境を語った。発表に立ち会えないため、張さんから事前に卒業を告げられていたとして「おちょちゃんは私のことを自慢のセンターだと言ってくれていたけど、おちょちゃんも自慢のメンバー。残りの活動期間であと何回会えるのか」と言葉を詰まらせ、涙を流していた。

◆◆◆ 張さんのコメントは以下の通り ◆◆◆

私、張織慧はSTU48を卒業します。

理由はSTU48で1年間過ごさせてもらって
いろんなことに挑戦したり、いろんな方とふれあったりして、自分の、本当にやりたいことが見えてきました。
私はもっと色んな人いろんな世界の人と交流をしたいと思い、家族やスタッフさんと相談して、学業への道を選ばせてもらいました。

応援してくださっている皆さまには、突然このような場での発表になってしまい、本当に申し訳ございません。

STU48で活動させていただいた日々は
本当に宝物でかけがえのないものです。
それを私に与えてくださったのはファンの皆さんと、メンバー、スタッフさんです。

一緒に笑ってくれたり、泣いてくれたり、共感してくれたり。
本当に私は救われるばかりで自分からは何も出来なかったけど、今度は私がいろんな方に返す番だと思っています。

本当に1年間ありがとうございました。
色々な事情もあり残り少ししかいられませんが最後まで精一杯頑張ります。
よろしくお願いします。