森本家住宅でひな人形について説明するボランティアガイド=勝浦町坂本

 勝浦町観光ボランティアガイド養成講座(町地域活性化協会主催)の受講生6人が、同町坂本地区の「坂本おひな街道」などを実際に案内するツアーを行った。地区を訪れた親子連れら74人に、ひな人形の歴史や街道沿いでのユニークな展示について説明し、観光ガイドを実践する際の注意点などを身に付けた。

 7班に分かれ、農村体験宿泊施設「ふれあいの里さかもと」を出発。おひな街道を歩きながら、野菜のビニールハウスに人形を並べたり、ボートをひな壇に見立てたりと、工夫を凝らした飾り付けについて紹介した。江戸時代から現代までのひな人形が並ぶ国登録有形文化財・森本家住宅では、ひな人形文化の歴史などを解説した。

 ガイドを初体験した入部伸次さん(52)=徳島市三軒屋町東、バス運転手=は「緊張の連続だったが、参加者に喜んでもらえてよかった。経験を積んで遍路ツアーなども企画してみたい」と話した。

 ガイド養成講座は町の観光分野の人材育成が目的で、黒田忠良・NPO法人徳島ツーリズム協会代表理事から話し方の注意点や、ひな人形の基礎知識を教わった。これまで2回の座学を行い、今回が最終回。来年度も継続する。