出発前に記念写真を撮る里帰り公演の参加者=徳島阿波おどり空港

 鳴門市大麻町にあった板東俘虜(ふりょ)収容所でのベートーベン「第九交響曲」アジア初演から2018年で100年になるのを前に、ドイツ・リューネブルク市を訪れて「里帰り公演」する認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会が8日、徳島阿波おどり空港を出発した。

 参加者35人が集合し、記念写真を撮ったり、見送りに来た人とあいさつを交わしたりした後、羽田行きの飛行機に乗り込んだ。今回は訪問しない歌う会事務局長の浅野司郎さん(83)里江さん(84)夫妻も駆け付け、のどの調子を整えてもらおうと、あめを詰めた小袋をプレゼントした。

 初めて里帰り公演に参加する吉田公子さん(77)=徳島市名東町3=は「第九を通じて国同士の友好につながるような交流にしたい」と話した。

 ドイツでの里帰り公演は3回目。一行は日本時間の9日午前6時半にハンブルク空港に到着する予定。