徳島市は、2023年度を目標とする音楽・芸術ホールの開館までの間、県教育会館(同市北田宮1)の大ホールを市民団体が割引料金で利用できるよう、同館を運営する公益社団法人・県教育会と近く協定を結ぶ。市文化センターの閉鎖で市民の文化活動を停滞させないようにするのが目的。9日の市議会本会議の船越智子氏(共産)の代表質問で、松本泰典市民環境部長が明らかにした。

 県教育会館の大ホールは800席で、土日祝日の午前9時から午後5時までの使用料は5万8千円(税別)。市文化振興課によると、市が県教育会に年間約200万円を運営費として補助し、4月以降、市内に活動拠点を置く団体が使用する場合、料金を2割程度割り引く。営利目的の公演は割引対象外。

 15年3月に市文化センターが閉館して以降、多くの文化団体は公演場所をあわぎんホール(約800席)や鳴門市文化会館(約1500席)に移している。あわぎんホールでは週末の予約の競争率が急上昇するなど、各団体は舞台の確保に苦慮している。