ベーカリー・ジャパンカップの菓子パン部門で優勝した森吉さん=徳島市国府町井戸のパパベル国府店

 大阪市で開かれたパンのコンテスト「ベーカリー・ジャパンカップ」に出場した徳島市北田宮3、パン職人森吉恵子さん(38)が菓子パン部門で優勝した。県産食材をふんだんに使ったパンが高い評価を受け「徳島の魅力を伝えられた」と喜んでいる。

 菓子パン部門には全国の職人31人が参加。地区予選を勝ち上がった森吉さんら4人が2月22日の決勝に進んだ。決勝では、国内産の小麦を使ったあんパン、クリームパン、メロンパンを、主催者が材料などを指定したレシピと、出場者が独自に考えたレシピで制限時間内に作った。

 森吉さんは独自のレシピで、パンの生地にレンコンの粉末、あんにはなると金時やヤマモモを使用。クリームパンの表面に切れ目を入れてかずら橋に見立てるなど、見た目も徳島らしさを演出した。

 審査では、味や見た目の独創性のほか、作業効率も高く評価された。森吉さんは「応援してくれた同僚らに感謝したい。優勝を励みに、今後もおいしいパン作りに取り組んでいきたい」と話している。

 出品した3品は、パパベルの各店舗で4月に発売される予定。

 コンテストはパン食普及協議会(事務局・東京)の主催。調理パンと食パンを含む3部門に全国のパン職人78人が参加した。