ベートーベンハウスのホールで「歓喜の歌」を響かせる鳴門「第九」を歌う会の会員ら=ドイツ・ボン

 「第九」里帰り公演を11日にドイツ・リューネブルク市で行った認定NPO法人鳴門「第九」を歌う会の会員らは13日、ベートーベン生誕の地ボンで「歓喜の歌」を響かせた。

 世界中の音楽ファンが集まる博物館ベートーベンハウスの室内楽ホールで、徳島からの34人を含む日本、米国、中国からの約160人がピアノ伴奏で「第九」の第4楽章を歌い上げた。

 ソリストは、ハンブルク音楽院で声楽を学ぶ鳴門市出身の頃安遥さん(29)=テノール=と優香さん(27)=ソプラノ=の兄妹らが担当した。「落葉松」などの歌曲の独唱もあった。

 枝川和代さん(65)=鳴門市瀬戸町堂浦=は「聖地で『第九』を歌えて、一生の思い出になった」と感激していた。

 ベートーベンハウスで「第九」を研究するベアーテ・クラウス博士の特別講演もあった。

 一行は14日午後、フランクフルト空港を出発し、15日に帰国する。