環境保護を訴える絵本を映像化したDVDを手にする南部中ボランティア委員会の生徒=徳島市の大松保育所

 徳島市の南部中学校ボランティア委員会の生徒が、昨夏に作った環境保護の大切さを訴えるオリジナル絵本を映像化した。絵本の原画に合わせて生徒が音声を吹き込み、DVDに収めた。DVDは保育園などに贈り、園児の環境教育に役立ててもらう。

 映像化したのは、生徒が昨年7月に創作したオリジナル絵本「かん太くんときょう子ちゃんの環境のお話」。主人公のかん太君が環境保護の取り組みについて学び、ごみのポイ捨てや水の無駄遣いなどの行動を改める内容となっている。

 映像は約7分で、生徒が描いた13枚の絵と字幕が紙芝居のように次々と切り替わる。場面に合わせて生徒15人が交代で読み上げたせりふが流れ、最後は「環境を素晴らしくして、きらきら輝く生活を残していこうね」と全員で声をそろえた。

 絵本の完成後、県内の保育園などから読み聞かせの依頼が複数寄せられ、多くの人にいつでも絵本の内容を伝えられるよう、昨年10月からパソコンを使って映像の編集作業を進めてきた。

 DVDは10枚作り、地域の保育園と幼稚園に配る。10日には生徒が学校近くの大松保育所を訪れ、園児にDVDを手渡した。

 ボランティア委員会委員長で2年生の高曽根沙江さん(14)は「音声の吹き込みは何度も失敗したけど、頑張った。子どもたちが環境を守るために行動してくれるとうれしい」と話している。