フィリピンに向けて出発するTC90=松茂町の海上自衛隊徳島航空基地  

日本がフィリピン海軍に貸与する海上自衛隊の練習機「TC90」第2陣の出国式典が21日、海自徳島航空基地(松茂町)であり、3機が支援機として同行するP3哨戒機と共に飛び立った。

フィリピンまで届けるため編成された派遣部隊の隊員や家族ら約200人が出席。大野敬太郎防衛政務官が「インド太平洋戦略の要となるフィリピンとの関係強化は極めて重要。任務を立派に完遂してほしい」と訓示した後、隊員が機体に乗り込んだ。

3機は鹿児島県の海自鹿屋航空基地など5カ所で燃料を補給しながら、フィリピンのヘラクレオ・アラノ・サングレーポイント海軍基地を目指す。26日に現地で引き渡し式典が行われる予定。

第1陣の2機は2017年3月、フィリピン海軍に引き渡した。徳島航空基地で行われていた同海軍パイロット計6人の訓練も今月16日に終了しており、今回で、TC90の貸与に関する手続きは完了する。