さくらまつりで配布する桜色の餅の袋詰めを行う住民=阿南市山口町の桑野公民館

 阿南市桑野地区の住民でつくる桑野地域振興協議会が26日、近くの県南部健康運動公園で「桑野さくらまつり・春の祭典」を初めて開く。公園内にあるしだれ桜を活用して地域のにぎわいの場をつくるのが目的。協議会は「地域全体で盛り上げ、春の名物イベントとして定着させたい」としている。

 まつりは、午前9時半から午後3時半まで。公園内の屋内多目的施設「あななんアリーナ」に特設ステージを設け、大正琴や民謡の住民サークル、阿南第二中学校ジャズバンド部などが演奏を披露する芸能大会が行われる。終了後には桜色の餅2500セットが無料で配布される。

 多目的広場では、俳句大会や輪投げなどを行う。来場者に色鉛筆で桜の花びらを描いてもらい、桜の木が書かれた木製パネル(縦約1・8メートル、横約1・8メートル)に貼り付けて「満開の桜」を表現する催しもある。

 同公園には、約750本のしだれ桜が植えられており、2005年から毎年2回、協議会が中心となって住民が下草刈りやごみ拾いを行ってきた。地域住民から「桜を活用したイベントを企画してほしい」との要望があり、まつりを開くことにした。

 24日には、桑野公民館と内原西集会所に住民約45人が集まり、桜色の餅作りが行われた。電気餅つき器にもち米と食紅を入れて桜色に仕立て、出来上がった約5千個を2個ずつ袋詰めにした。

 協議会の谷中勝信会長(74)=同市山口町南谷=は「しだれ桜は地元の財産。桑野地区の良さを知ってもらいたい」と話した。公民館と公園の無料駐車場は約400台。入場無料。雨天決行。問い合わせは桑野公民館<電0884(26)1644>。