協定書を交わす多田署長(左)と黒川市長=三好市役所

 三好市は23日、林野庁徳島森林管理署と、林野災害時に小型無人機ドローンを使って被害状況の把握などを行う支援協定を結んだ。市内の民有林で地震や台風などによる被害が発生した際、森林管理署が市の要請を受け、所有するドローンを飛ばす。同署によると、林野庁と自治体がドローンを活用した災害時協定を結ぶのは初めて。

 同署は、三好市池田町の森林事務所と東祖谷の治山事業所の計2カ所に、ドローン各1機を年度内に配備する予定。協定では、同署職員がドローンで上空から山腹崩壊や倒木などの状況を確認し、被災原因の推定や対策の提案を行う。

 林野庁は、国有林での樹木の種類や繁茂状態の調査、鳥獣害対策パトロールのほか、災害時の現地の状況把握にドローンを導入している。協定は、徳島森林管理署が民有林支援の一環として三好市に申し出た。

 市役所で黒川征一市長と多田弘之署長が協定書を交わした。