阿南市見能林地区で始まった早場米の田植え=同市中林町

 県内有数の早場米産地として知られる阿南市見能林地区で25日、早くも田植えが始まった。

 同市中林町大切の農業粟飯原勝さん(47)は、午前7時から家族6人で作業を開始。たっぷりと水が張られた約2ヘクタールの田んぼに、高さ約20センチ前後に育った極わせ品種の「ハナエチゼン」の苗を田植え機で植えていった。

 作業を終えた水田では深緑の苗が春風に揺られ、稲作地帯に田植えシーズンの訪れを告げていた。数日中に残りの苗を約3ヘクタールに植え、約28ヘクタールの水田でもコシヒカリの田植えを行う。

 JAアグリあなんによると、見能林地区では約290戸の米農家が約350ヘクタールの水田で早場米を栽培。ハナエチゼンは順調に育てば、8月初旬から稲刈りが始まる。