「上勝の魅力を広めたい」と意気込む実行委員会のメンバー=上勝町福原の月ケ谷温泉

 自転車で標高差のある山道を駆け上がるヒルクライム大会が4月16日、上勝町で初めて開かれる。自然を生かした自転車による地域おこしを目指す町民有志らが、実行委員会を組織して企画した。実行委によると、この種目の大会は県内でも初めてで、全国から約300人の参加を見込んでいる。

 大会は午前9時15分開始。同町正木の上勝小学校付近(海抜158メートル)から10秒ごとに1人ずつスタートし、大川原高原入り口(同857メートル)までの10・1キロをロードバイクで走る。コースの最大標高差は763メートル。参加条件は16歳以上で、平均走行時間は45分を想定している。

 大会名は「KAMIKATSUヒルクライム大会」。受付会場となる同町福原の月ケ谷温泉では、おもてなしイベントを開く。実行委のメンバーがオリジナルの応援歌を披露したり、郷土料理を振る舞ったりする。国内外の自転車の試乗会を行うほか、飲食ブースなども設ける。

 昨年4月、町を発着点に山間部を自転車で巡る国際的なイベントが開かれたことをきっかけに、第三セクター「かみかついっきゅう」の森本満明部長(65)が自転車イベントによる地域おこしを模索。人気が高まっているヒルクライムに着目し、町民有志や町地域おこし協力隊員と実行委をつくり、県自転車競技連盟の協力を得て開催につなげた。

 森本部長は「参加する人と応援する人の双方に楽しんでもらえるイベントにしたい。サイクルスポーツの名所として、上勝の魅力を広めるきっかけになれば」と話している。応募は31日まで。参加費6500円。問い合わせは月ケ谷温泉<電0885(46)0203>。