甲府戦前半、MF杉本太のスルーパスを受けてシュートを放つFW呉屋(右)=甲府市の山梨中銀スタジアム

 J2徳島ヴォルティスは25日午後2時から、新潟市のデンカビッグスワンスタジアムでアルビレックス新潟と対戦する。昨季J1に所属し、得点力のある2トップを擁する新潟に対し、徳島は調子を上げてきた組織的なプレスで対抗。好機でいかに決めるか、前線の決定力が勝敗を分けそうだ。

 新潟は2トップのFW矢野が今季3得点、河田が2得点。中でも徳島の呉屋と学生リーグで得点王を競ったこともある河田は、積極性とゴール前に飛び込む速さが際立つ。

 パスの供給源であるMF加藤も封じる必要がある。ロドリゲス監督は新潟について「いい選手がそろっている」と警戒。勝利のためには「走り負けないことはもちろん、判断やプレーの精度にこだわることが大事」と強調した。

 前節で徳島は苦しみながら甲府に勝ち切った。シュート数は甲府の3本に対して11本と圧倒したが、得点は相手のオウンゴールによる1点にとどまるなど、決定力という点では課題が残った。

 前半、MF杉本太のスルーパスからの得点機を逸したFW呉屋は「まだまだできることがあった」と話す。

 後半途中出場したFW山﨑はシュートをゴールポストに2度はじかれた。「決めていればもう少し早くゲームを支配できた」と、自嘲気味に振り返る。新潟戦は中3日で準備時間が短いが、選手たちはビデオで戦術面を再確認した。

 開幕2連敗の後、3連勝と息を吹き返した徳島だが、一息つく余裕は全くない。大宮、甲府に続いて昨季のJ1チームを連破し、順位アップに結びつけたい。