釣り人に救命胴衣着用を呼び掛ける動画の一場面(徳島海上保安部提供)

 徳島海上保安部(小松島市)は、人物がマネキンのように静止したまま撮影する「マネキンチャレンジ」で救命胴衣の着用を呼び掛ける動画を制作し、同部のホームページ(HP)で公開している。会員制交流サイト(SNS)上などで世界的に流行している撮影手法で、全国の海上保安部で啓発動画に取り入れたのは初めて。

 動画は、紀野重幸部長ら同部の保安官4人が出演しており、約2分。同市小松島町の徳島小松島港新港岸壁で救命胴衣を着けていない釣り人に対して、若手保安官が口に手を当てて注意を呼び掛ける。画面が切り替わると、全員が救命胴衣を着用していて、「海のベストパートナー ライフジャケット」などと書かれたポスターを持っているという内容だ。

 徳島海上保安部によると、管内では2016年に海へ転落する事故で7人が死亡。このうち6人は救命胴衣を着けていなかった。着用を推進するため、幅広い年齢層にアピールできる啓発動画の制作を考えた。

 森本整吾交通課長は「ユーモアのある動画をきっかけに関心を持ってもらい、着用率アップにつなげたい」と話している。HPのアドレスはwww.kaiho.mlit.go.jp/05kanku/tokushima