シャッターに絵を描く三加茂中生と四国大の学生=東みよし町西庄のB&G財団三加茂海洋センター

 東みよし町の三加茂中学校の生徒と四国大の学生が、同町西庄のプール施設「三加茂B&G海洋センター」入り口のシャッターにイラストを描いた。町の観光名所や特産品をモチーフにしたキャラクターが愛らしく描かれている。

 シャッターは縦2・3メートル、横6・6メートル。国指定特別天然記念物になっている「加茂の大クス」や、水の丸地区などの特産品であるイチゴ、町の花・サルビアなどがキャラクターとなり、楽しそうに水遊びしている様子がデザインされている。

 22日、三加茂中美術部の16人と四国大生活科学部の1~3年7人が集まり、交代しながらペンキで着色し、仕上げた。

 施設は夏季に開館し、町内の三加茂、三好両中学校が水泳の授業でも利用している。施設を管理する町教委が、経年劣化で色が薄くなっていたシャッターを塗り直し、デザインを一新することを検討。四国大の学生が2015年に、美馬市穴吹町の産直市場敷地内にあるプレハブ事務所の壁面にイラストを描いたことを知り、協力を求めた。

 地元の子どもにも参加してもらおうと、三加茂中生との共同制作を企画。16年夏、中学生が四国大を訪れて大学生と一緒にデザイン案を検討した。

 三加茂中3年の久保愛香さん(15)は「シャッターは凹凸があって塗りにくかったけれど、いい卒業記念になった」と笑顔を見せる。四国大1年の広瀬裕美さん(19)は「かわいらしく仕上がったし、町のことを知ることができた。今度はイチゴ狩りに来てみたい」と話した。