開花した標本木の桜=徳島市の徳島地方気象台

 徳島地方気象台は3日、徳島市大和町2の敷地内にある標本木の桜(ソメイヨシノ)が開花したと発表した。1953年の観測開始以降で5番目に遅く、平成に入ってからでは最も遅い。満開は10日前後となる見通し。

 標本木は2日午後から咲き始め、3日午後3時ごろ、開花の基準となる5輪以上が咲いているのを職員が確認した。平年より6日、昨年より4日それぞれ遅い。気象台は、3月下旬に寒気が流れ込んで気温が上がらなかったことから、開花が遅れたとみている。

 四国では高知市の3月29日を皮切りに、松山市が30日、高松市が4月2日に開花が発表されている。徳島市は四国4県の県庁所在地では5年連続で最も遅い開花となった。

 3日の徳島県内は高気圧に覆われて晴れ、多くの観測地点で平年並みの暖かさとなった。