県警が制作したPR動画の一場面

 パトカーに乗り込む交通機動隊員、110番に応対する通信指令課員―。徳島県警は、警察職員の仕事ぶりを追ったPR動画を初めて制作した。志願者が減る中、県警を身近に感じてもらい、優秀な人材の確保につなげるのが狙い。県警のホームページで公開しており、採用説明会などで活用している。

 動画は2分30秒。白バイにまたがる隊員や、笑顔で市民と話す女性警察官らの様子を捉えている。県警航空隊(松茂町)の格納庫から出る県警ヘリ「しらさぎ」、白衣を身にまとった科学捜査研究所員ら、普段は市民の目に触れることのない場面も収めた。

 若手職員らの発案を基に、県内の映像制作会社に委託。約半年かけて作り、3月中旬に完成した。制作費は約170万円。

 県警の警察官の志願者数は2010年度の635人(平均競争倍率13・0倍)をピークに減少傾向にあり、16年度は362人(7・1倍)。景気回復による民間企業の雇用拡大などが影響したとみられる。

 動画はDVDにして県内13署や運転免許センター(松茂町)にも備え、地域のイベントなどでも上映することにしている。