連員から阿波踊りの基本を学ぶ熱中小の生徒=上板町泉谷の体験型観光施設「技の館」

 上板町が創設した社会人向けの学習塾「とくしま上板熱中小学校」が8日、開校した。同町泉谷の体験型観光施設・技の館で開校式があり、町内外から申し込みのあった第1期生約100人が、阿波踊りや家庭料理の授業を受けた。

 1限目は、阿波踊りの有名連・娯茶平の岡秀昭連長が講師を務めた。連員40人が見本となる華麗な乱舞を披露した後、参加者は男女3グループに分かれて、踊りの基本を学んだ。

 2限目は、国内外で料理教室を開いている料理家の山田玲子さん=東京=が、町特産の食材を使った料理のレシピを紹介した。大麦の一種のもち麦を使ったサラダや、干し柿とクリームチーズを挟んだデザートの作り方を実演した。

 平岡香織さん(37)=上板町高瀬、箏教室主宰=は「阿波踊りは本格的に習ったことが無かったので、難しかった。次回は笑顔を忘れずに踊りたい」と話していた。

 第1期生は116人。9月までの計10日間、藍染や観光開発などの授業が予定されている。次回は5月13日で、地震予知を研究する早川正士電気通信大名誉教授らが講師を務める。

 熱中小は、山形県高畠町が2015年度に始めた取り組み。17年度は上板町など全国7市町村で行われる。