四宮さん(左)と一緒に踊り込む観客ら=徳島中央公園鷲の門広場

 阿波踊りを自由奔放に踊ってもらう「蜂須賀まつり」が9日、徳島市の徳島中央公園鷲の門広場で開かれた。約2100人が詰め掛け、踊りの名手・四宮生重郎(せいじゅうろう)さん(89)=同市南新町2=らと共に乱舞の輪をつくった。

 四宮さんは藍染のはんてん姿で登場。「東京音頭」やマイケル・ジャクソンの「スリラー」が流れる中、うちわを自在に動かしながら、しなやかな足さばき、腕さばきを披露した。

 続けて四宮さんは観客を踊りの輪に誘い、三味線の軽快な演奏に合わせて、会場に設けられた高さ約4メートルのやぐらの周りを回った。藍住東中学校2年の柿本珠絵瑠(じゅえる)さん(13)は「楽しく手足を動かせた」と笑顔を見せた。

 有名連の連員でつくる藍吹雪や、徳島市の「津田の盆(ぼに)踊り保存会」の演舞もあった。

 蜂須賀家が徳島藩を治めていた江戸時代のように、誰でも自由に踊りを楽しんでもらおうと、四宮さんが知人らと企画し、初めて開いた。