藍の苗を植える職人ら=上板町下六條

 上板町の藍師、佐藤昭人さん(77)が所有する同町下六條の畑で10日、藍の苗の定植作業が始まった。20日ほどかけて計2・8ヘクタールの畑に植え付ける。

 佐藤さんと家族、職人の7人が午前6時ごろから作業を開始。近くの苗床で約1カ月間栽培して15センチほどに育った苗を5、6本ずつ束ね、30センチ間隔で植えた。根には土を盛り、乾燥しないようにした。

 定植後は施肥と除草を繰り返し、6月にも最初の刈り取りを行う。秋には葉藍を発酵させる「寝せ込み」が始まり、12月に藍の染料になるすくもが出来上がる。

 佐藤さんは「3月の気温が低かったので例年より少し遅れたが、苗と土の状態は良好。今年も良い藍を育てたい」と話した。