急傾斜地農法の特徴をまとめた動画の一場面

 徳島県西部2市2町の官民でつくる「徳島剣山世界農業遺産推進協議会」は、国連食糧農業機関(FAO)が認定する世界農業遺産の国内候補地になった剣山山系の急傾斜地農法をPRする動画を作った。推進協のホームページで公開している。

 急傾斜地農法の概要(2分44秒)など2~10分の12種類。傾斜地を段々畑のように平らにするのではなく、斜面のままで農作物を育てる伝統的な農法を紹介している。

 カヤを地面にまくことによって風雨で土が流れ落ちるのを最小限にとどめる知恵や、流れ落ちた土をかき上げる「サラエ」といった独特の技法、急傾斜地農法から生まれた食文化などを分野別にまとめた。

 各市町の農家や民間団体の取り組みを紹介する動画では、干し芋の6次産業化に取り組む美馬市穴吹町の住民団体や、祖谷そばの手打ち体験を行う三好市東祖谷の女性らを取り上げている。

 昨年6月~今年1月に美馬市の映像制作会社などが撮影した。