女児が頭部を挟まれた展示物=板野町のあすたむらんど徳島

徳島県板野町那東の大型公園・あすたむらんど徳島で27日午前、児童館の遠足で訪れた吉野川市の小学1年生女子(7)が展示物に頭部を挟まれ、顎を4針縫うなどのけがを負っていたことが分かった。園は同日からこの展示物の使用を中止している。

園の指定管理者・ネオビエント(徳島市)などによると、事故が起きたのは子ども科学館内の「巨大磁石」。ボタンを押すと、支柱(直径35センチ)に取り付けられた電磁石の筒(11センチ)が下がり、台の上に置かれた500~600個の円筒形の金属(長さ2・5センチ)を引き付ける仕組みになっており、女児は支柱と台の間に頭部を挟まれた。

引率の女性職員が、女児が身動きできなくなっているのに気付き、筒を押し上げて助けた。女児は石井町の病院に搬送され、治療を受けた。

女児は1人で観察していて事故に遭ったとみられる。展示物にはのぞき込まないよう呼び掛ける注意書きはあったが、囲いなどはなく、筒に触れることができる状態だった。

園を管轄する県にぎわいづくり課は「けがをした女児には申し訳ない。指定管理者と協議し、再発防止策を講じたい」としている。