みこしを担いで登山客の安全を祈願する氏子ら=三好市東祖谷菅生

 西日本第2の高峰・剣山(1955メートル)の山開きが29日、三好市東祖谷菅生の劔(つるぎ)神社であり、氏子らがシーズン中の安全を祈願した。澄み渡る青空の下、色とりどりのウエアに身を包んだ登山客が続々と山頂を目指して出発した。

 神事には三好市や美馬市、つるぎ町の職員、剣山観光推進協議会員ら約150人が参列し、馬岡秀雄宮司(49)の祝詞奏上の後、登山客の安全と山の活況を祈願して玉串を奉納した。続いて、白の法被を着た氏子ら約30人がみこしを担ぎ、境内から登山口のリフト乗り場前駐車場までの約300メートルを練り歩いた。

 駐車場では、つるぎ町の音楽グループ「Music あわrs(ミュージック・アワーズ)」が元気な歌声を響かせたほか、神戸市などのPR活動を行う「神戸・清盛隊」による餅投げがあった。

 神事に参加した美馬市の木屋平小6年端本(はばもと)優人君(11)は「剣山に登る人が安全に登れるよう祈った」と話していた。