準々決勝までの成績

 高校野球の第71回徳島県春季大会第8日は3日、鳴門オロナミンC球場で準決勝2試合が行われる。午前10時からの第1試合は第1シードの鳴門にエースの好投で勝ち上がった城東が挑む。午後0時半からの第2試合は、打線が上向きの小松島と第3シードの鳴門渦潮が激突する。両試合の勝者が春季四国地区大会(5月3~5日・高知市)の出場権を獲得する。試合の見どころを探った。

 【鳴門―城東】強力打線VS好投手

 2戦連続コールド勝ちした鳴門の強力打線を、城東の右腕武口がどう封じるかが焦点となる。

 鳴門のチーム打率は4割1分7厘で4強中トップ。中でも5番浦は打率7割5分、6打点と絶好調だ。打率4割超の1番塩唐松をチャンスメーカーに3番矢竹、4番三浦光の中軸につなぐ。投手陣は2試合に先発した石ヶ谷が無失点と安定。中継ぎで好投したエース西野、準々決勝で2回無失点の上原と層は厚い。

 城東は武口の出来が浮沈の鍵を握る。3試合に先発し自責点0と好投が光る。1回戦と準々決勝ではいずれも9回を完投するなどスタミナも十分。チーム打率3割5分5厘の打線は中軸が活発で、5割3分8厘の3番浦上は勝負強い。4強中最多の9盗塁を決めている機動力を生かして好機を広げたい。

 

 【小松島―鳴門渦潮】総合力と粘り対決

 総合力の高い鳴門渦潮が優位に立つ。小松島は先制して主導権を握れるかがポイントになる。

 鳴門渦潮のチーム打率は4割1分。1番横田が打率5割4分5厘と好調で、中軸も3番岩本が3試合で4打点の活躍。打率7割5分の服部が9番に控え、どこからでも得点できるのは強み。エース服部は3試合で18回を投げ無失点。準々決勝の1安打完封で勢いに乗る。攻守に大きな穴は見当たらない。

 小松島のチーム防御率は2・3。大黒柱はいないが、登板した4投手はいずれも粘りの投球で打線の援護を引き出した。チーム打率は2割8分。数字的にはやや物足りないものの、準々決勝では2桁安打と上り調子。この試合で4番宮本が3安打と当たりが戻ったのは好材料。小技を絡めて勝機を見いだしたい。