県内で初めて飛来が確認できたキマユホオジロ(日本野鳥の会徳島県支部提供)

 国内では珍しいホオジロ科の渡り鳥「キマユホオジロ」が徳島県南部に飛来し、日本野鳥の会県支部の会員が撮影した。県支部によると、県内で確認されたのは初めて。

 1日早朝、同じホオジロ科のノジコを観察しようと休耕田で双眼鏡をのぞいていた会員が発見した。確認されたのは2羽で、いずれも雄。2日まで姿が見られたという。県支部は、多くの人が来ると周辺環境に影響があるとして撮影場所を公表していない。

 キマユホオジロは体長16センチほどで、黄色い眉斑が特徴。シベリア中部で繁殖して中国南部で越冬する。県支部によると、移動中、偏西風に流されることがあり、日本でも日本海側の離島などに少数が現れているが、太平洋側で観察されるのは珍しい。