自らデザインしたエプロンを身に着ける窪田さん=阿南市上中町中原の自宅

 アパレルデザインの経験がなかった阿南市の主婦が自身のファッションブランドを立ち上げ、看板商品のエプロンが人気を集めている。上質な生地を使ったドレス風の胸当てと大きなリボンが特徴で、ファッション誌に取り上げられたことをきっかけに知名度が向上。6年間で売り出した11種類はいずれも熱い視線を浴びている。

 エプロンを企画販売しているのは、同市上中町中原の窪田由美さん。関西外国語大では英語を専攻し、デザインを勉強したり、アパレル関連の仕事に就いたりした経験はなかった。ただファッションには強い関心があり、自分がほしいと思える品がなかなか見当たらないことから「自分で作ってしまおう」と起業を決意したという。

 ラフスケッチを元に製造委託先とデザインを打ち合わせ、微調整しながら制作していくのが窪田さんの手法。2011年2月から独自ブランド「プリンセス・スタイル」としてインターネット販売を始めた。

 窪田さんがデザインするエプロンのコンセプトは「身にまとった瞬間、プリンセスのような気持ちになれる」。木目調の模様が浮かび上がる「モアレ生地」などを使っており、価格は1点7800~1万8700円(税込み)。

 発売当初からブログで情報発信をしていたところ、ファッション誌「美人百花」(角川春樹事務所)編集局の目にとまり、13年5月号で取り上げられた。

 同年末にはファッション誌「ヴァンサンカン」(ハースト婦人画報社)にも商品力が認められ、主に有名ブランドが担う定期購読者向けプレゼントに採用された。以後もファッション誌や女性誌に取り上げられた。

 「私の感性を多くの方に支持してもらえて本当にありがたい」と喜ぶ窪田さん。「これからもお客さんにたくさんのハッピーを届けられるよう、自らの感性を磨き続けたい」と話している。