ミニ動物園でナンベイヒナフクロウと触れ合う子ども=徳島市南末広町のイオンモール徳島

 大型商業施設イオンモール徳島(徳島市南末広町)の「もふもふ ふれあい動物園」が家族連れらの人気を集めている。4月27日のグランドオープンから約1カ月間に5600人が来場した。全国的にブームを呼んでいるフクロウなどに触れられるとあって、動物園目当てで来店する人や、長時間滞在する人もいて、“癒やしのオアシス”になっている。

 モール4階のペットショップ「PeTeMo(ペテモ)」内の130平方メートルのスペースに、ヒヨコ、ミーアキャット、イグアナ、リクガメ、ハリネズミといった鳥類、ほ乳類、は虫類など15種類を飼育。4月は開業後4日間で1600人、5月は29日までに4千人が訪れた。1日平均では170人に上り、早くもリピーターがいるほどだ。

 ぴよぴよと鳴くヒヨコの声がBGM代わり。注目の的は“癒やし系”のフクロウ類だ。つぶらな瞳のナンベイヒナフクロウや、ひげ面のような顔のアフリカオオコノハズクなど、中・小型の4羽が飼育されている。来場者は体長20~60センチのふわふわした体や、300度回る首に驚いていた。

 他にも、腹を見せる寝相が笑いを誘うミーアキャットや、ちょろちょろと走り回る7センチほどの大きさのパンダマウスなども、来場者を喜ばせている。

 3時間ほど長居した板東小学校1年の久米永真さん(7)=鳴門市=は「フクロウの目がきれい。一日中いたい」。長男志穏ちゃん(2)と訪れた主婦坂辺奈穂さん(30)=鳴門市鳴門町高島=は「動物に触ることで、思いやりの心がはぐくまれたら」と笑顔だった。

 鳥インフルエンザをきっかけに学校内の飼育施設の撤去が相次ぐなど、動物と触れ合う機会が減る中、イオンモールでは新小松店(石川県小松市)に次ぐ2カ所目のミニ動物園として開設した。動物園スタッフの瀧本恵さん(29)は「親子向けのイベントなども充実させていきたい」と話した。

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 動物園の入場料は中学生以上千円、小学生以下600円、3歳以下は無料。混雑時は入場制限がある。