任期満了に伴う東みよし町長選は、8日投開票される。元町議の松浦明人氏(48)=中庄、僧侶の長谷川隆法氏(70)=加茂、元町議の松浦敬治氏(53)=西庄、製材業=の新人3人が支持拡大に奔走。松浦明人、松浦敬治両氏が競り合っており、最後まで予断を許さない情勢だ。

 松浦明人氏は、特別職の給与カットと公用車廃止、年2回の公聴会開催、耕作放棄地の借り上げなどを掲げている。街頭で1回につき10分近く演説したり、公約を記したチラシを新聞に折り込んだりして政策を訴え、浮動層の取り込みを図っている。遊説に川原義朗町長が同行した日もあり、現町政の継承を打ち出している。

 長谷川氏は、公約として▽木質バイオマス発電事業を核とした経済活性化▽特別職と町議の給与減額▽町主体の起業などへの積極投資による税収増―などを主張し、町政刷新を強調している。ただ、町議を辞めて出馬した両松浦氏の間で埋没気味だ。

 松浦敬治氏は、雇用確保や農林畜産業の6次産業化、吉野川ハイウェイオアシスの物流・交流拠点化などを訴える。地元選出の元木章生県議と選挙カーに乗り、支持者らを見つけるたびに車を飛び出してあいさつ。陣営には若手が目立ち、25人程度が毎朝プラカードを手に道路沿いに並ぶ。川原町長の後援会幹部も支援する。

 期日前投票は、4日からの3日間で2253人(有権者の18・1%)で、前回よりも846人多い。