徳島寮の新築された男子寮(左)と耐震改修された女子寮。奥がグラウンド=徳島市

 老朽化に伴い新築、耐震改修されていた徳島市北矢三町1の県立高校総合寄宿舎・徳島寮の工事が完了した。1部屋の定員が改築前の4人から2人に減り、1人当たりの床面積は約1・5倍に広がって快適性が向上。新たにグラウンドが整備され、近くの徳島中央高校の授業に使われる。事業費は約5億3千万円。10日に関係者約40人が集まって落成式が行われる。

 新築された男子寮は鉄骨3階建て延べ979平方メートルで、2人部屋(約16平方メートル)が25室ある。1階に研修室(約54平方メートル)が新設され、寮生の集会に使うほか、部活動の遠征で県内を訪れる高校生や大学生らに1人1泊300円で貸し出す。

 女子寮は1968年に建設された旧男子寮を耐震改修した。鉄筋コンクリート4階建て延べ1143平方メートルで、2人部屋(約21平方メートル)が19室ある。

 男女とも寮費は月約3万円。

 定員は、少子化の流れを受けて改築前の120人(男子88人、女子32人)から88人(男子50人、女子38人)に削減。三好市や海部郡出身の男子34人、女子24人の計58人が入居し、徳島、小松島両市の9校に通っている。

 グラウンド(約1337平方メートル)は旧女子寮を解体して整備された。寮生のレクリエーションのほか、自前のグラウンドがなく体育館で体育の授業を行ってきた中央高定時制昼間部が陸上競技やフットサルに使う。

 県立高総合寄宿舎は、遠距離などで自宅から通学するのが難しい生徒のために設置。徳島寮以外に阿南寮(阿南市)美馬東部寮(美馬市)三好寮(三好市)の3施設あり、計110人が入っている。