満開になった桜。徳島県は健康度で全国3位となった=4月10日、徳島市東山手町の新町小学校前

 気象情報会社ウェザーニューズ(千葉市)が今春行った桜の健康度調査で、徳島県は3位となった。昨年の首位から順位を落としたものの、上位を維持した。同社は、昨夏の日照時間が長かったことが花芽の生育に良い影響を及ぼしたのではないかとみている。

 沖縄を除く46都道府県で3月14日~5月21日に調べた。同社のスマートフォンアプリ利用者ら一般の6156人が、身近にある桜の咲き方や花の数、樹皮の状態、日当たりなど6項目について1~4点(1が最も良い)で評価。都道府県ごとに平均点を比べた。

 45人が回答した徳島の健康度は1・58。昨年からは0・07ポイント悪化した。全国平均は、調査が始まった2011年以降で最も悪かった昨年と同じ1・70。1位は大分(1・56)、2位は山形(1・57)で、最下位は宮崎(1・87)だった。

 12段階評価では、最高の「優良(+)」とそれに次ぐ「優良」の該当はなく、徳島を含む37都府県が「優良(-)」となった。

 同社によると、ソメイヨシノの寿命は60年とされており、全国的に戦後間もない頃に多く植えられた木が寿命を過ぎ、樹勢が衰退傾向にある。徳島の全国順位は、13、16の両年に1位となり、12年は2位に入った。14年は6位、15年は11位、11年は16位だった。

 同社は「土の改善や病気の治療など、人が手当を行うことで木の寿命を延ばすことができる。桜を大切にする気持ちが広がってほしい」と呼び掛けている。