11JAでの広域合併を目指す方針を表明するJA徳島中央会の中西会長=徳島市のJA会館

 JA徳島中央会、JAバンク徳島信連、JA徳島厚生連の3団体合同の通常総会が30日、徳島市のJA会館で行われた。あいさつの中で徳島中央会の中西庄次郎会長は、県内全15JAと関係団体を統合する1JA化への不参加を決めている4JAを除く11JAで広域合併を目指す方針を正式に表明した。2019年4月統合を目指した1JA化構想はいったん棚上げする。

 中西会長は「将来的に県域統合(1JA化)しかないと思っているが、実を結ばなかった。広域合併の実現を優先し前進させることを11JAで決めた」と述べた。広域合併の具体的な目標期日には触れず「十分に協議をし、組合員や農業者の理解を得る」と述べ、慎重に協議を進める考えを強調した。

 中西会長は16年6月に1JA化の方針を表明したが、今年に入って徳島市、大津松茂、里浦、東とくしまの4JAが独自路線の維持などを理由に相次いで不参加を決定。これを受け、残りの11JAが6月16日にJA会館で会合を開いて協議し、1JA化構想に代わる広域合併構想を策定する方針を決めた。

 通常総会には会員約60人が出席。県内JAの電算システムの共通化を進める株式会社JA徳島情報センターの設立など19議案を承認した。