藍染のれんが掲げられた正面玄関ホール=県庁

 徳島県は3日、とくしま藍推進月間のオープニングセレモニーを県庁の正面玄関ホールで開き、阿波藍をPRするロゴマーク「藍とくしま」がプリントされた大型の藍染のれんをお披露目した。推進月間をPRするのが目的。

 のれんは、縦1・5メートル、横4メートルで、中央にロゴマークが描かれ、下部に波紋文様のデザイン「組藍海(くみあいがい)波紋」があしらわれている。共に2020年東京五輪・パラリンピックの公式エンブレムをデザインしたアーティスト野老(ところ)朝雄氏が考案した。

 セレモニーには約100人が参加。飯泉嘉門知事は「日常生活の中でも阿波藍の魅力を感じてもらいたい」とあいさつ。のれんを制作した藍染職人古庄紀治(としはる)さん(69)=徳島市佐古七番町=は「多くの人に見てもらえたらうれしい」と話した。

 推進月間の7月中、県庁ふれあいセンターや県議会棟などでも藍染業者や高校生らが制作したTシャツや着物、サーフボードなど計48点が展示される。

 推進月間は徳島の伝統産業・文化の藍について集中的に情報発信しようと、初めて設けられた。