任期満了に伴う美馬市議選(定数18)が15日、投開票される。定数を2人上回る20人が立候補しており、各陣営は支持拡大に奔走。当落線上で4人前後が競り合っている。大勢判明は午後11時ごろの見通し。

 定数20(欠員1)から18に減らして初めての選挙で、立候補者は現職16人、元職1人、新人3人。党派別では公明1人のほかは無所属。現職は知名度を生かして票を固め、元職や新人は票の上積みに力を注いでいる。

 地区別では、有権者数が最も多い脇町(7日時点の有権者数1万3316人)が最激戦区。現職6人、元職1人、新人1人が、引退する現職1人が持っていた票の取り込みを狙っている。美馬町(6653人)は現職1人が来春の県議選に向けて出馬を見送り、現職4人、新人1人が争う。引退する現職の後継となった新人1人が立つ木屋平(630人)は、地区外でも積極的に集票活動を展開。4人全員が現職の穴吹町(5168人)では各陣営とも支持拡大を訴えている。

 各候補は、少子高齢化や防災対策、地元企業支援策など似通った政策を掲げ、地縁・血縁を頼りに従来型の手法で支持を訴えている。目立った争点がなく、反市長派を掲げる候補もいないため、有権者の関心は低い。投票率は前回の2014年に過去最低を記録した77・89%をさらに下回る見通し。

 13日までの期日前投票は4168人で、前回の同期間より258人少なかった。

 投票は15日午前7時~午後8時に市内30カ所で行う。うち7カ所は投票締め切りを1、2時間繰り上げる。開票は15日午後9時15分から脇町のうだつアリーナで行う。
7日時点の有権者数は2万5767人(男性1万2155人、女性1万3612人)。