男子110メートル障害 14秒41で2連覇した大室=鳴門ポカリスエットスタジアム

中学女子砲丸投げ 12メートル63で優勝した川口

 陸上の第40回徳島カーニバルは14日、鳴門ポカリスエットスタジアムで開幕した。

 男子110メートル障害で今夏のジャカルタ・アジア大会出場を目指す大室秀樹(大塚製薬)は向かい風3・8メートルの悪条件の中、14秒41で2連覇を達成。中学女子砲丸投げの川口由眞(生光学園中)は全日本中学校選手権の参加標準記録(12メートル50)を上回る12メートル63をマークした。

 荒天の影響で記録は全体的に低調で、大会新記録は生まれなかった。

 ≪ 逆風突き 納得の走り 大室 >

 3・8メートルの強い逆風が吹き付ける中で行われた男子110メートル障害。珍しくサングラスを風よけに着用して臨んだ大室(大塚製薬)は、自己ベストより0秒93遅い平凡なタイムだったが、「今季初レースとして内容は悪くなかった」と納得の表情を見せた。

 好記録が期待できないコンディションの中、心掛けたのは最後まで推進力を維持すること。「ハードリングがうまくいかなくても体を前に進める意識は持つよう気を付け、そこは実践できた」。スタート直後から力強く加速し、伸びやかな走りでフィニッシュラインを駆け抜けた。

 昨年は13秒48の自己ベストを記録し、世界選手権に出場した。初めての大舞台では実力を発揮できず予選敗退に終わったものの、世界トップ選手の動きを間近で見ることができ、大きな収穫になったという。

 今季の目標は、6月の日本選手権(山口)優勝とジャカルタ・アジア大会出場。ただ、昨年は大室を含め4人が13秒4台をマークしており、国内の代表争いは熾烈(しれつ)だ。「去年と同じ記録では厳しい。パフォーマンスを上げ、13秒3台を狙う」とさらなる向上を誓った。