藍染の染料・すくもの生産量が全国一の上板町は、町内外への情報発信に活用するロゴマーク=写真=を作った。2020年の東京五輪・パラリンピックの大会公式エンブレムをデザインしたアーティスト野老(ところ)朝雄さん(48)が手掛けた。

 ロゴは、ジャパンブルーとも呼ばれる藍色を下地に、八角形で囲った漢字の「すくも」を白で表現した。県が今年制作し、野老さんがデザインした「藍」のロゴと共通の書体を採用している。

 25日、町役場で発表会があり、七条明町長や野老さんらが出席。七条町長は「産地である上板のPRにつなげたい」と意気込み、野老さんは「藍師が丹精込めたすくもを、たくさんの人に知ってもらうきっかけになれば」と話した。

 役場正面玄関に、藍染愛好家らでつくる町藍染研究会が作製した「藍」と「すくも」のロゴが入ったタペストリー(縦190センチ、横90センチ)が左右に掲げられ、完成を祝った。

 制作には国の地方創生交付金(総額2540万円)の一部を充てた。具体的な制作費は非公表。町は近く県や県藍染研究会、阿波藍製造保存会などと利用方法を協議する。