ツアー旅行の内容を説明する担当者(右)=徳島市幸町1のエアトラベル徳島

 夏休みに入り、徳島県内の旅行会社には、家族旅行やツアー商品の予約や相談で大勢の人が訪れている。国内では、東京ディズニーランドなどが人気の関東圏をはじめ、涼を求めて北海道旅行を計画する人が目立つ。8月11日の「山の日」や盆休みを利用して長期休暇を取得し、海外を訪れる人も多い。各社は前年を上回る旅行者数を見込んでいる。

 エアトラベル徳島(徳島市幸町1)によると、国内旅行は関東圏のほか、東北や北海道の人気が高い。東北三大祭り(8月2~8日)や北海道の稚内、中標津観光が選ばれている。7月分の予約客数は前年同期比30%増(20日時点)。8月分も前年を上回るペースで予約が入っている。

 海外旅行は、昨年はテロなどの影響で落ち込んでいたが10%増と持ち直している。定番のグアムやハワイに加え、特に台湾が好調だ。台湾の予約客は約2倍に増加。治安の良さや旅費の安さ、グルメが充実していることなどを理由に幅広い年代の人気を集めている。

 JTBイオンモール徳島店(徳島市南末広町)でも海外旅行の予約客が増え、近場では台湾が選ばれている。盆休みなどを組み合わせると8月11~20日に10連休を取得できるため、ヨーロッパを訪れる人も多い。ヨーロッパの予約客数は8%増で、ドイツやスペイン、北欧各国を巡るバルト海クルーズが人気だという。

 JTBは、夏休み中(7月15日~8月31日)の旅行者数が国内外ともに昨年を上回り、全体で0・8%増の7733万人、うち海外は3・4%増の273万人と予測。1人当たりの旅費は、国内が2・1%増の3万4400円、海外は11・9%増の24万2000円と見込んでいる。

 同店の担当者は「政府などの各種統計でも景気が上向いており、旅行に反映しているのではないか」としている。