開花したアオノリュウゼツラン=阿南市羽ノ浦町の湯淺さん宅

 30~50年に1度だけ咲くメキシコ原産の植物「アオノリュウゼツラン」が、阿南市羽ノ浦町中庄の農業湯淺信雄さん(64)方で開花した。通行人は黄色い鮮やかな花を写真に撮るなどして楽しんでいる。

 徳島県立博物館などによると、アオノリュウゼツランはキジカクシ科の植物で、縁にとげを持つアロエのような肉厚な葉が特徴。普段は高さ1メートルほどだが、開花時期になると株の中央部から茎が伸びて無数の花をつける。

 湯淺さん宅には30年以上前から植わっており、5月初旬から突然伸び始めた茎は2階建ての自宅とほぼ同じ高さの約8メートルまで達した。7月中旬から直径5センチほどの花が咲き始めている。

 1度花が咲いた株は枯れてしまうそうだが、庭には別の個体も成長している。湯淺さんは「貴重な花を見られて幸せ。また開花を見られるよう長生きしたい」と見上げていた。