認証を受けている月ケ谷温泉。利用者が分別を体験するスペースを設けている=上勝町福原

 上勝町のNPO法人ゼロ・ウェイストアカデミーは、ごみ排出ゼロ(ゼロ・ウェイスト)への取り組みを評価する制度を全国に普及させるため認証基準を見直す。町外の飲食店に協力してもらってチェックリストを数値化するほか、ゼロ・ウェイストの理念の発信も強化する。

 ゼロ・ウェイストアカデミーの「ゼロ・ウェイスト認証制度」は、ローカルフード(地産地消による包装・容器の削減)、リターナブル(再利用できる容器による資材調達)といった飲食店向けの6種類の認証基準がある。第1弾として4月に町内の6店を認証した。

 町内の飲食店は状況を把握しているため、審査をしやすかったが、町外にも普及させるために認証基準を明確にする。各種類に10項目ほどあるチェックリストを「地元産の食材は○%以上」「再利用できる容器は○%以上」などと数値化する。

 協力してもらう町外の飲食店にはデータ算出などを依頼し、早ければ来年春にも見直す。認証制度の審査も兼ねており、認証後にはゼロ・ウェイストの理念などを積極的に発信してもらう。

 協力店への応募は8月10日まで。認証制度の審査にかかる費用は無料で、ゼロ・ウェイストアカデミーから環境配慮型の店舗経営や社内教育のアドバイスも受けられる。9月10日までに書類審査し、全国から1、2の協力店を決める。

 坂野晶理事長は「より多くの人に認証制度に取り組んでもらえる仕組みを、協力店と共に作っていきたい」と話している。

 申請用紙のダウンロードや応募方法などの詳細は、ゼロ・ウェイストアカデミーのホームページ<www.zwa.jp>で確認できる。