JR北海道から県が借りているDMV

 徳島県は14日、那賀町の川口ダム自然エネルギーミュージアムで開いていた、鉄路と道路の両方で走行できる「デュアル・モード・ビークル(DMV)」の試乗会で、13日午後、DMVにエンジントラブルが発生し、14日以降の運転を見合わせたと発表した。県は14日、午前9時半の開館前に同ミュージアムのホームページで試乗中止の案内を掲載したが、この日だけで200人を超す来場があった。

 車両の展示はしてあり、車内での記念撮影もできるが、中には試乗に訪れた人もいたとみられる。県企業局は「13日段階では、修理にかかる日数が分からず、公表が14日になってしまった。試乗を楽しみにしていた人にはご迷惑をお掛けし、申し訳ない」と釈明している。

 試乗会はダム湖を1周する約4・5キロのコースで、10~16日の午前10時半から午後3時まで1日8回実施する予定だった。

 13日午後2時半出発の便で走行中にエンジントラブルを示すランプが点灯した。

 DMVは排気量4千ccのディーゼルエンジンを積んでおり、燃料噴射装置に不具合が起きたとみられる。牟岐町内の自動車修理工場で詳しい原因を調べる。

 車両は2010年に製造され、県が7月から来年1月までJR北海道から借りている。9月10日に予定されている次の試乗会までには修理を終える見通し。