全国に210カ所ある児童相談所が2016年度に対応した児童虐待の件数が12万2578件(速報値)となり、過去最多となったことが17日、厚生労働省のまとめで分かった。児童虐待への意識が高まり、相談・通告が増えた面もあるが、配偶者への暴力で子どもが心理的ストレスを受ける面前DVなどは増え、歯止めがかからない実態が明らかになった。

 徳島県内3カ所のこども女性相談センターが2016年度に対応した児童虐待の件数は前年度比4件増の658件で、14年度(710件)に次いで2番目に多かった。

 内訳は、目の前で配偶者に暴力を振るうなどの心理的虐待が318件(48・3%)と最も多く、次いで身体的虐待が206件(31・3%)、養育拒否(ネグレクト)130件(19・8%)となっている。性的虐待も4件あった。

 年齢別では、小学生が最多の218件。3歳~学齢前が161件、0~3歳が129件、中学生が99件、高校・その他が51件と続いた。