【上】絵本「赤い金魚と赤いとうがらし」の表紙【下】高橋久美子さん

 徳島発のロックバンド、チャットモンチーの元ドラムで作家・作詞家の高橋久美子さん(35)が初めて原作を手掛けた絵本「赤い金魚と赤いとうがらし」(ミルブックス、税抜き1400円)が出版された。
 
 「赤い金魚―」は、主人公の金魚の視点で描かれた奇想天外な物語。小さな金魚鉢の中で次々と起こる出来事に一喜一憂する金魚の感情が、文と絵で表現されている。絵はイラストレーターの福田利之さんが担当した。
 
 ある日、高橋さん宅の金魚鉢の中に、つり下げていたトウガラシが落ち、この物語を思い付いた。「説明っぽくならないように文字数を少なくした。想像で楽しんでもらえれば」と話している。
 
 高橋さんは、鳴門教育大で小学校教育の国語科を専修し、絵本についても学んだ。米国の絵本を翻訳した「おかあさんはね」も最近発売されている。