徳島県警が作ったペンケース

 徳島県警は、児童ポルノや違法薬物の売買情報など、インターネット上の違法、有害情報を見つけた際の通報先を記したペンケースを作った。ネットを利用する機会が多い大学生らに配り、サイバー犯罪の抑止につなげる。

 ペンケース(長さ17センチ、幅7・5センチ、厚さ4センチ)は、赤、水色、紺、黒の4色があり、ネット上の有害情報を監視している「インターネット・ホットラインセンター」(東京)のURLとQRコードを記した。180個作り、製作費は26万円。

 県警が認定している有害情報監視ボランティア「県警ネットウォッチャー」の大学生に配ったほか、啓発活動の際に若者らに配布する。不審な情報を見つけた場合、ホットラインセンターに通報してもらう。センターは通報内容に基づき、サイト管理者に情報を削除するよう要請したり、都道府県警に情報提供したりする。

 県警は2015年度から毎年啓発グッズを製作しており今回で3回目。15年度はトートバッグ、16年度はシャープペンシルを作った。

 生活環境課の宇山治仁課長は「不審情報を見つけたら通報するという意識を持ってもらい、サイバー犯罪の抑止につなげたい」と話している。

 県警に寄せられたサイバー犯罪に関する相談は、今年は6月末で412件(前年同期399件)となっている。