うだつの町並みの魅力を英語で紹介する脇町中生=美馬市脇町

 徳島県美馬市脇町の脇町中生が、同市脇町のうだつの町並みを訪れた外国人観光客を英語で案内している。英会話の上達を図りながら、地域への愛着を深めるのが目的。町並みの魅力を学びながら、よりよい英語で伝えようと奮闘している。

 2、3年生の10人が「IGC(Interpreter Guide Club)うだつガイド」と称し、クラブ活動の一環として取り組んでいる。

 月に1回程度の土日曜、町並みの近くにあるゲストハウス「のどけや」と連携し、のどけやに滞在している外国人観光客を紹介してもらってガイドする。

 1回40~50分で、うだつの建築年代や防火壁の役割を担っていたことなどを、イラストを示しながら説明。町並みを歩きながら日常的な英会話を交わして交流する。

 昨年、2年生が町並みにある建物を英語で説明する授業に挑戦したのがきっかけ。担当の宮本大輔教諭(26)が提案し、当時の1年生にも呼び掛けて同年11月に結成した。脇町うだつの町並みボランティアガイド連絡会にガイドの仕方を教わり12月に2回行った。

 3回目となる今年3月には、生徒7人がマレーシア人女性や市内のALT(外国語指導助手)の3人を案内した。「なぜうだつが延焼を防げるのか」といった質問もあり、身ぶり手ぶりを交えながら説明していた。

 藤川佳歩さん(14)と竹田真佳さん(15)は「英語が好きなので会話できて楽しい」とうれしそう。部長の眞鍋由翔さん(14)は「上手に話せないこともあるけど、挑戦を続けたい」と意欲を見せている。