文部科学省は28日、小学6年と中学3年の全員を対象に4月に実施した2017年度全国学力・学習状況調査(全国学力テスト)の結果を公表した。徳島県内の公立学校の平均正答率は、小6、中3ともに国語のA問題と算数・数学のA、B問題が全国平均を上回った。総合順位は、中3が前年度の21位から15位に上昇して07年度に並ぶ過去最高となり、小6は23位から24位に一つ下げた。

 県内公立学校の問題別平均正答率は、基礎的知識を問うA問題で小6は国語が75%(全国平均74・8%)、算数が79%(78・6%)、中3は国語が78%(77・4%)、数学が67%(64・6%)とすべて全国を上回った。

 知識の活用力を問うB問題は、小6の算数が46%(45・9%)、中3の数学が49%(48・1%)と全国を上回ったが、小6の国語が56%(57・5%)、中3の国語が71%(72・2%)と全国を下回った。

 問題別の全国順位は、小6は算数Bが過去最高の12位(前年度43位)となったほか、算数Aが19位(26位)に上昇。一方で、国語Aが21位(8位)、国語Bは35位(30位)に落ち込んだ。

 中3は数学Aが6位(5位)と上位を維持し、国語Aが12位(17位)、数学Bが12位(18位)とそれぞれ過去最高となった。国語Bは34位(39位)に上昇した。

 県内では、国公私立260校(小学校174校、中学校86校)の約1万1900人が参加。このうち公立は254校(小学校171校、中学校83校)の約1万1400人がテストを受けた。

 文科省は自治体別平均正答率について、過度な競争をあおらないようにと、本年度から小数点第1位を四捨五入して整数値で公表した。