徳島県の藍住町議会の奥村晴明議長(68)=同町徳命、塗装業=が町役場近くの町道で乗用車を酒気帯び運転したとして徳島板野署に摘発されていたことが24日、分かった。奥村議長は「酒を飲んで運転したことは間違いない」と認めている。

 奥村議長によると、15日午後7時ごろ、同町奥野の町道で、自分の乗用車を酒気帯び運転。現場近くをパトロールしていた署員2人に停車を求められて呼気検査を受けたところ、基準値(呼気1リットル当たり0・15ミリグラム)を上回るアルコールが検出された。

 奥村議長は当日、加入している労働組合のレクリエーションで、京都への日帰りバス旅行に参加。昼食時や帰りの車内で、午後4時ごろまでに350ミリリットル入り缶ビール2本と焼酎を少量飲んだとしている。バスは午後7時ごろ、町役場近くに着き、奥村議長は近くの町有駐車場に止めていた車で自宅に帰る途中だった。

 奥村議長は徳島新聞の取材に対し「帰りのバスで寝ていたので大丈夫と思ったが、考えが甘かった。町民の方々に申し訳ない」と陳謝。進退については「これから考えたい」とした。

 奥村議長は1992年2月、町議に初当選し、6期目。2006年9月~08年2月に副議長、同年2月~09年3月に議長を務め、昨年12月に再び議長に就いた。