採用試験で筆記問題に取り組む高校生=徳島市の徳島製粉

 来春卒業予定の高校生を対象にした企業の採用活動が16日解禁され、徳島県内の企業でも選考が始まった。景気回復や少子高齢化などに伴う人手不足を背景に、近年は企業の採用意欲が高まっており、生徒は第1志望の企業から内定を得ようと真剣な表情で試験に臨んだ。

 即席麺などを製造販売する徳島製粉(徳島市)では4人が筆記試験と面接に挑んだ。同社は製麺の技術職で新規高卒者6人程度を採用する計画だが、初めて希望者が求人数を下回った。田中忠徳専務は「求人が増えている影響だろう。募集を続けるとともに、新入社員に長く働いてもらえる職場づくりをしていきたい」と話した。

 試験を終えた女子生徒(18)は「リラックスして志望動機や自慢の体力をアピールできた。県民に昔から親しまれている製品を作っている会社なので、ぜひ入社して頑張って働きたい」と意欲を見せた。