雨のように火の粉が降り注ぐ市無形民俗文化財の立火吹筒花火=小松島市立江町青森の立江八幡神社

 小松島市立江町青森の立江八幡神社で18日夜、秋季例大祭があり、市無形民俗文化財の立火(たてび)吹筒花火が奉納された。

 午後7時半、住民でつくる立江八幡宮煙火保存会の11人が、火薬を詰めた竹筒(長さ約80センチ)を高さ約6メートルの木柱に仕掛けて点火。筒先から吹き出した火の粉が雨のように広場一面に降り注ぐと、観客たちは歓声を上げたり写真に収めたりして、迫力ある光景を楽しんだ。

 花火に先立ち、同神社前で立江小学校祇園囃子(ばやし)伝承教室の約40人による祇園囃子も奉納された。

 立火吹筒花火は江戸時代の天保年間から続くとされる同神社の伝統行事。

 児安小学校4年の豊永巧海君(10)は「滝のように火がきれいに流れた後、ボンと爆発してすごい迫力だった」と驚いていた。