讃岐戦の前半、徳島の山﨑(右)がヘディングシュートを放つもクロスバーにはじかれる=鳴門ポカリスエットスタジアム

 J2徳島ヴォルティスは28日午後2時から、横浜市のニッパツ三ツ沢球技場で横浜FCと対戦する。徳島はここ5試合、白星から遠ざかり、得点もわずか1。前節の讃岐戦は今季最多の21本のシュートを放ちながら無得点だった。決定力不足を一刻も早く解消することが最重要課題だ。

 讃岐戦は前後半を通じてボールを支配したものの、最終ラインに加えて中盤の選手も引いて守る讃岐に対し思うように数的優位をつくれず、シュートコースも制限された。前半12分の山﨑のヘッドなど枠に向かったシュートがバーにはじかれる不運も重なった。

 10試合を終え、通算得点は昨季の11から8に減少。無得点試合は3から5に増えており、徳島らしい攻撃力が発揮できているとは言い難い。

 ただシュート数は10試合中、6試合で相手を上回っている。讃岐戦後、MF前川は「とにかく一本入れば」と自らに言い聞かせるように話した。ロドリゲス監督も「大きな困難に直面している」と認めた上で「選手のパフォーマンスは悪くない。8割は焦りなどメンタル面の問題」と指摘する。

 次戦は何より先制点が大事になる。横浜FCは昨季のリーグ得点王イバやレアンドロドミンゲスなど決定力のある選手がそろう。徳島は一人一人が流れを変える気概を強く持ち、複数得点で主導権を握り勝機を見いだしたい。